青汁を飲むのは朝と昼と夜のいつがいいのか 【 青汁 Q&A 】

飲みやすい青汁

青汁を飲むのは朝と昼と夜いつがいいのか

食べ物は食べる時間帯によって効果が変わる?

青汁はいつ飲むといいのか。健康食品に限らず、食べ物に含まれる成分の効果が最も発揮される時間帯にそれを食べることはとても重要です。もちろんそれは青汁も同じです。青汁を始めたばかりの方や、これから青汁を飲み始めようかと思っている方の中にも、青汁を飲むのはいつがいいのかという疑問を抱えている方も多いことでしょう。
起きたばかりの朝に飲むのがいいのか、それともお昼のランチで飲むのがいいのか、あるいは夜にほっと一息ついた頃に飲むのがいいのか。いつがいいのかなんてあまり気にしないで飲んでいたという方でも、飲むのに適した時間が分かればやっぱりその方が助かりますよね。
結論から言うと、絶対にこの時間帯に飲む方が良い、というタイミングは実はありません。様々な効能を持つ青汁には、朝には朝飲む良さがあり、昼には昼の、夜には夜の効果があるため、時間帯ごとの効能を知り自分にとって青汁を飲むのはいつがいいのかを見極めることが重要です

体だけじゃなく一日が変わる、朝の青汁

青汁のアイデンティティともいえる高い栄養価をより効果的に得るにはいつがいいのかですが、実は朝に飲むのが良いとされています。青汁は水分と栄養を同時に補給できるため、起きたばかりで体がその両方を欲している朝に飲むのが効果的とされています。いつがいいのか色んなタイミングを試していた方でも、意外と朝一番というのは見つけられなかったのではないでしょうか?
あるアンケートでは昼や夜よりも朝食にかける値段が格段に低いという結果が出ており、そもそも朝食を食べないという方も一定数いるなど、多くの日本人にとって朝の栄養補給は鬼門のよう。栄養ゼロ、あるいは炭水化物やたんぱく質だけで終わりがちな朝に、青汁の豊富な栄養を摂れば体は大喜びです。またそうして朝から栄養をしっかりとれたという実感によって、体だけでなく気持ちの面でも健康になり、良い気分で1日のスタートを切ることができます。これは昼や夜に飲んでも得られない隠れた追加効果といえます。朝のいつがいいのかですが、起きてから朝食を取るまでの間に飲むと良いでしょう。

便秘対策には夜に飲むのが効果的

便秘改善のために青汁を飲んでいる方はいつがいいのかですが、夜寝る前に飲むのが効果的とされています。「まあ夜に飲む選択肢はないな」と即座に頭の中で夜を切り捨てて、イメージ的に朝か昼だなと思っていた方も多いのではないでしょうか。確かに、朝や昼に比べて、夜に青汁を飲むというのはちょっと想像しづらいかもしれません。しかし、実は本来腸は夜行性で、夜10時から午前2時までの4時間が最も活発になるため、実は便秘改善効果なら朝や昼よりも夜に飲む方が高い効果を得られるのです。青汁だけでも効果は高いですが、牛乳を混ぜたアレンジ青汁なら、便秘解消だけでなく安眠効果まで期待できます。また夜のいつがいいのかですが、就寝前一時間半以上前に飲むようにしましょう。
ただ、寝る前のホットミルクが人によって向き不向きがあるように、ただでさえ夜行性の腸にさらに元気してしまった場合、逆に寝つきが悪くなる方もいらっしゃいます。その場合は朝飲んでも高い便秘解消効果が期待できますので、すぐに飲む時間を朝に切り替えてください。これもまた青汁を飲む時間はいつがいいのかは人によって変わってくる大きな要因でもあります。

前菜、青汁

痩せることを目的として青汁を飲むなら朝と昼と夜のいつがいいのか、なんとなく難しそうに感じますが、案外これが一番実践しやすいかもしれません。ダイエットに最も効果を及ぼすタイミングは、食事の前が良いとされています。いわば前菜としての青汁。オードブル青汁です。
食事の際は肉やご飯よりも先に野菜から食べ始めると良いと言われているのと同じ原理です。食物繊維と水分を摂取することで満腹を感じやすくなり、なおかつ栄養とエネルギーは十分得られるという一挙両得。まさにダイエットにはもってこいです。
飲むのはいつがいいのかを『食後』としている健康食品も多いですが、現代の青汁は前菜感覚で楽しめるほど美味しいので、食前酒ならぬ食前汁として試してみてください。
ただし、朝と昼と夜、それぞれの食前で毎回一包飲み切るわけではないという点だけ注意してください。一杯分を3食分に小分けにして飲むか、朝、昼、夜のどこかの食前で一杯飲みましょう。それでもいつがいいのか決めかねる場合は、普段一番量を食べる時間帯を選ぶと良いでしょう。

結局ずっと飲めばいいの?

つまり、ずっと飲まなきゃいけないのか、と心配している方もいらっしゃるかもしれません。確かにここまでのいつがいいのかという説明を見返すと、栄養のために朝飲んで、便秘のために夜飲んで、美容のために朝昼夜問わず食前に飲んでと、もういつがいいのかというより、いつでも飲んでいた方が良いという結論に至っているようにも見えます。
しかし、全ての食べ物に共通することですが、青汁もたくさん飲めば良いというわけではないので注意が必要です。朝食、昼食、夜食と毎食一包飲むのは食物繊維の摂り過ぎとなり、むしろ便秘を悪化させることになります。
青汁を飲む目的を改めて確認し、その上で飲むのはいつがいいのか決めて、一日一杯分、あるいはもう一杯分、青汁を飲むようにしましょう。加えて、一つの目的のためにいつがいいのか決めたとしても、他の効果が全く得られないというわけではありません。あくまでより効果を発揮する時間帯があるということですので、心配せず、過信せず、青汁を自分に合ったタイミングでお楽しみください。